検査・診断
目次
検査と診断までの流れ 1, 2)
頭頸部がんの多くは、触診で確認できたり、視診で直接観察することが可能です。診察時に問診とともに、顔や首の異変をさわって確認したり、鼻の中や口、舌の根元、のどの奥をファイバースコープで観察します。
がんが疑われる場合は、生検という検査を行い、細胞や組織を採取して顕微鏡で確認します。がんの状態をくわしく調べるため、超音波やCT、MRI、PET/PET-CTなどの画像診断も行います。
1)日本頭頸部癌学会 編.頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版, 金原出版, p10-p11, 2022
2)田原信 他(編). 臨床頭頸部癌学-系統的に頭頸部癌を学ぶために-改訂第2版, 南江堂, p64-p101, 2022
監修:塚原 清彰 先生
東京医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 主任教授
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