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仲間からのメッセージ

いろいろな「今」を積み重ねながら続いていく、私の日常


イラスト

今すべきことに集中する


5年前から患者会で瞑想(めいそう)ヨーガ講師を務めています。私がクラスで毎回お伝えするのは「今、できることを精一杯行ったら、後は世界に委ねる。世界は上手くいくようにできている」というヨーガの智慧。この教えを意識するようになって日々の諸々がとても楽になりました。考えてもわからない未来、やり直せない過去、使う薬がなくなったら、あのとき別の治療を選んでいたら等、クヨクヨ考えても仕方ありません。その時どきでベストの選択をした結果、今があります。ココロがザワザワしたら、深く息を吸って深く息を吐いて、今すべきことに集中する。
これこそストレスフリーで穏やかなココロを保つ秘訣だと思います。

ロッキングチェア

好奇心を持って、 ポジティブに


自らの病気に対して好奇心を持つことで、ポジティブな気持ちを保っています。がん細胞とはどういうものか、また、世間で漠然と語られている免疫力や自然治癒力についても自分なりに調べていくと、人間のカラダのメカニズムの凄さに驚かされ、まだまだ自分は大丈夫だと思えてくるのです。私の場合、医師から治癒は望めないと言われたことで、逆に、自分のカラダは自分で治すという意識が湧き、がん治療に関わるノーベル賞研究にも人一倍興味を持てるし、東洋医学的な知識も自分のカラダで実験するような心持ち。がんを怖がってる暇がありません。

Y.N.

仲間(ピア)のチカラ


がんは、いやがおうでも死を意識せざるを得ない病気です。でも考えてみると、死は人間すべてに平等に与えられており、私達がそれを意識するか否かの違いだけなのかもしれません。意識することで、与えられているいのち・時間の尊さを再確認でき、毎日を大切に生きることができる、死ぬために生きるのではなく、生きていることの延長に死があるだけだ、と友人は語ってくれました。患者さんをサポートしていくなかで、患者さんの揺れ動く気持ちにどう接していけばよいのかと迷うこともあります。死については誰もが話せることではないけど、「話したい人が話せる場」を提供したいと思っています。同じ立場の患者さんが集まり、嬉しいこと、しんどいこと、不安なことを仲間と共有していくなかで、仲間(ピア)の持つ「チカラ」を感じています。

ピアサポーター りりー

仲間とつながる

サバイバーシップ・ラウンジ・プラス(一般社団法人CSRプロジェクト)

再発・進行がんの患者さんを対象にしたオンラインサロン。乳がん限定ではありませんが、治療や生活の不安や悩み、周りに言えない思いなどを、仲間と分かち合ってみませんか。お申し込みはホームページの専用フォームより受けつけています。

[開催日程]
毎月第4木曜日 19:00~ 20:00




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