気持ち
気持ちが落ち着かないのは自然なこと。だから自分を責めないでくださいね。
「ありのまま」の気持ちで
あなたのココロのなかには今、さまざまな感情が湧き上がっていることと思います。
「あんなに治療をがんばってきたのに…」 「やっと通院から解放されると安心していたのに信じられない」
「最近ずっと不調を感じていたから“もしや”と思っていたけど、まさか現実になるなんて…」
悲しみや不安、孤独感、怒りなど、1日のなかでも目まぐるしく感情が入れ替わっているかもしれません。落ち込んだり、とまどったりするのは自然なこと。あなたの感情を否定せずに、ありのままの気持ちでいることも、ときには必要です。
新しいプロジェクトがスタートしたばかりなのに、なぜ?
悲しいっていうより怒りが込み上げてくる。
何も手につかない。
これから私、どうなっていくんだろう。
またみんなに迷惑をかけてしまう。
少しずつ、焦らずに
「なんで私が?」「どうして?」と再発・転移した原因を探したり、「こんなに悪くなるまで、なぜ分からなかったんだ」と周りから責められたりして、つらい思いをされている方もいらっしゃることでしょう。ご家族や周りの方も大きなショックを受け、「自分のせいでは?」と悩んでいるかもしれません。
今はまだ混乱して、イヤなことばかり頭に浮かんでくるかもしれません。まずは、時間をかけながらココロのモヤモヤをほぐしていきませんか?人と話をしたり、ありのままの気持ちを紙に書き出したり、思いっきり泣いたり…。
素直な気持ちを外に出していくことは、とても大切です。そして「今できること」に少しずつ目を向けながら、これからのことを医療者やご家族、あなたの周りにいる大切な人達と一緒に考えていきましょう。
周りから取り残されたような気分になり、仕事も趣味もすべてやめてしまおうと思いました。
少しずつ前に進めるようになったのは、同じ病気を経験している仲間同士で気持ちを分かち合えたから。
誰にも言えなかった思いを話せてスッキリしました。